八村塁、NCAAに残した大きな足跡
NBAドラフト指名が可能になるアーリーエントリーも表明した八村がチームの大黒柱として挑んだNCAAトーナメントでは、ゴンザガ大は1、2回戦を勝ち進み、3回戦では昨年のトーナメントで敗れたフロリダ州大との対戦。エリート8を懸けたリベンジマッチだった。八村は顔面に肘鉄を受け、鼻血を出しながらもチームを鼓舞し、勝利に導いた。
目標のファイナル4まであと1勝に迫った。相手は昨季ファイナル4を目前に敗れたテキサス工科大で、大舞台への切符を必死で奪いにくることが予想された。
その1戦を前に八村は言った。
「1年間、このためにいろんなことを犠牲にしてやってきた」──。
月刊バスケットボール6月号では八村塁のNCAAトーナメントのストーリーを掲載。