12月21日、バスケの誕生日を世界がお祝い
1891年12月21日に、アメリカの国際YMCAトレーニングスクール(マサチューセッツ州スプリングフィールド=現スプリングフィールドカレッジ)で史上初のバスケットボールの試合が行われたことから、この日をバスケットボールの誕生日として祝う習慣が世界で広がっている。今年は満131歳の誕生日。日本では、Bリーグやその所属クラブをはじめ数々のバスケットボール関連団体が #バスケの日 #バスケの誕生日 などのハッシュタグをつけてソーシャルメディアでお祝いメッセージを投稿。また海外ではFIBAも、ジェームス・ネイスミス博士の写真付きでお祝いメッセージを公式アカウントから投稿した。
狛江市民総合体育館(東京都狛江市)ではこの日の午後、気軽に誰もが参加できるピックアップゲームをリレー形式で楽しんでバスケの誕生日を祝う「Basketball Birthday Classic 2022」も開催された。
このイベントは2011年以降、元月刊バスケットボール編集長でNBA解説者として広く知られた島本和彦氏が主宰する「12月21日はバスケットボールの日!委員会」の呼びかけで全国的な広がりを見せている。コロナ禍で過去2年間は東京でのイベントは中止となったが、3年ぶりに開催された今年も約30人が来場。ランダムなチームを作ってフルコートのゲームを約2時間楽しんだ。中には渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)のトロント・ラプターズ時代のジャージや八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)のジャージ、デニス・ロドマンのシカゴ・ブルズ時代のジャージを着て参加する人もいた。
Basketball Birthday Classic 2022に参加した皆さん
参加者には現在大絶賛上映中の映画「スラムダンク」の鑑賞チケットや、その作者である井上雄彦先生のイラストをフィーチャーしたTシャツ、B3リーグの横浜エクセレンス公式戦招待チケットなど豪華なプレゼントも用意され、年の瀬のバスケの日に花を添えていた。
文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)
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